今回は、【大腸内視鏡検査】を受けた感想をテーマに書いていこうと思います。
クローン病の方で大腸内視鏡を受けたことがない人という人は少ないのではないでしょうか。
私は、高校1年生のときに大腸内視鏡検査を受けてクローン病と診断されました。
なので、私の始めては高校1年生のときです。
病気を患っていなかったら、16歳の高校生が大腸内視鏡検査を受けることなんて、まあ、ないですよね。
だいぶ前の VS嵐 という番組のオープニングトークの中で
内視鏡検査を受けた・受けたことないについての話をしていました。
30代半ばのメンバー同士で
「まだ、勇気がでなくて、受けないといけないと思っているんだよね~」
との会話を繰り広げていました。
すでに何度も検査をして慣れてしまっている私からすると
“予防注射が怖くて、いまだに受けたことがないんだよね~
インフルエンザにかかると大変だから受けなきゃと思っているんだけどね~”
と、大人が話しているのと同じような違和感のある会話に聞こえてしまいました。
それくらい、私にとっては身近な検査になっています。
このように感じてしまう私のほうが少数派だということは分かっているんですけどね。
食べること大好き女の子
これから、大腸内視鏡検査をはじめて受けるから不安という方や
家族が受けるから少しでも情報がほしいという方に
読んでいただけたらと思って書きたいと思います。
大腸内視鏡検査って?【流れを簡単に説明】
食べること大好き女の子
病院行きたくないよ~
と、いう方へ簡単に説明をします。
大腸内視鏡とは、肛門からカメラを入れて、大腸の内側を観察する検査です。
大腸を観察するために、腸の中にあるものは検査前にすべて排出をしなければなりません。
そのために、検査前には下剤を飲む時間があります。
また、前日に検査食を食べて検査当日の排出をスムーズにさせることもあります。
私は、はじめのころは検査食を出されていました。
今は、検査前日に検査食を食べてないですが
検査の何時間前には、繊維の多い食事はさけ、何時間前には飲み物のみにしましょう。等の約束があります。
病院の先生に、丁寧に説明をされるので安心してください。
検査当日は、食事をせず(水はOK)に病院へ行きます。
病院へ行くと数時間かけて下剤を飲みます。
この下剤が苦手という方は多いと思います。
特に、初めて飲む方は苦痛な思いをするかもしれません。
ある量を“○分かけてゆっくり飲みましょう”とゆっくり飲むペース配分を設定されます。
普通の水と思えば、ゆっくり過ぎるペース配分ですが、このゆっくりペースが速いと感じてしまうくらい、私は、下剤を飲むのに時間がかかってしまいます。
3、4回目にしてようやく少しずつ慣れてきたので、下剤が“マズイ…”と感じることはなくなりましたが、美味しいわけではないので、これは慣れるしかないかなと思います。
下剤を飲んでいるときに、同じく大腸内視鏡検査を受けるおじいちゃん、おばあちゃん達が周囲で下剤を飲んでいます。
同じように下剤と戦っている戦友的な気持ちに勝手になります。
また、普段、高齢の方と話す機会が少ないため新鮮です。
そういった心の余裕から、検査というこの状況を少しずつ楽しめるようになっていきました。
下剤を飲んでいくうちにトイレに行きたくなります。
最終的には、便がおしっこのようになったら検査に移ります。
もちろん、先生に排出物を見てもらいますよ。
私は、先生にOKをいただけるのが比較的遅いです。
時間がかかっちゃうんですね。
下剤の効きが鈍い方なのかもしれません。
促進するために、めちゃめちゃ甘い下剤を飲まされたことや浣腸をされたこともあります。
イレギュラーなことを導入されると不安になりますが、でも、先生を信じて任せて置いたら大丈夫です\(^o^)/
はじめての経験だと不安に感じるかもしれませんが、ちょっと、その場を耐えたらすぐ終わります。
検査は、麻酔をしてから眠った状態で行う場合と意識のある状態で行うやり方の二通りを経験しました。
私は、高校生のときは麻酔という選択肢を知らず、そのまま受けていました。
なので、病院を変えて“麻酔をしますか?”とはじめて聞かれたときに、この程度の検査にも麻酔を使ってする人もいるのかと少し驚きました。
麻酔をすると検査をした日は車の運転が禁止されるんですよね。
数回、麻酔をして検査をした経験がありますが、気付いたら終わっているので楽です。
しかし、私は麻酔なしでも平気なので、麻酔はだいたいしません。
検査中は、おしりのところが開いている検査服を着てベッドで横になります。
あとは、医師に身を任せるのみです。
痛みはあるの?
検査を受けるにあたって一番気になることは
痛みがどれくらいあるのかだと思います。
食べること大好き女の子
結構痛みがあるんじゃないの…?
あー、憂鬱。気が重い。おやすみ。(現実逃避)
そんな方も多いんじゃないですか。
はじめて受ける方は、不安も多いと思います。
検査前の下剤をのむとき
これは痛みは全くありません。安心してください。
痛いというより、美味しくないものを飲まないといけないので
精神的に苦痛かもしれません。
私は慣れました。
気になるのは検査時ですよね。
検査をしているとき
麻酔をした場合は、もちろん全く痛みはありません。
麻酔をしない場合ですが、肛門からカメラを入れるときは、こしょばい変な感じです。痛みはありません。
検査中は、空気を入れられたり、医療開発のため細胞を摂取されたり、普段、ないような刺激が腸にかかるので若干、痛みはあります。
発狂するほどではありません。
食べること大好き女の子
と、耐えるようなタイミングはありますかね。
これも、慣れだと思います。
検査中の私は、モニターで映るカメラの映像からは目をそらして、真っ白い壁をただただ見つめて時間が経つのを待っています。
医師の近くにいる看護師さんが検査中は優しい言葉をかけて下さり安心感になってます。
いつも、ありがとうございます。
検査を受けるにあたり気を付けること
・検査をスムーズにするために、検査前の食事は消化の良いものが良いです。下剤を飲んでもなかなか便が出きらないときは浣腸等をすることになります。
・はじめての検査の方は、不安や緊張があるかと思いますが、リラックスしてください。
病院の先生を信じて、安心してください。
・検査中は、麻酔をしない場合、少し痛みやお腹が張ることはあるかもしれませんが、少し我慢をすれば終わります。どうしても、我慢ができず無理なときは素直に先生に伝えましょう。
個人的な感想
私は、高校1年生にはじめて大腸内視鏡検査を行い、クローン病を診断されました。
その当時はわけもわからず、検査をしたので、あんまり記憶はないですが、はじめての検査だったので苦痛だったことを覚えています。
それから、かれこれ約10回くらいは大腸内視鏡を経験したんじゃないかなと思います(現在24歳)。
大学生になったくらいから、検査に対しての感覚がかわり、苦痛から少し楽しさを感じることができるようになりました。
それは、美味しくない下剤やカメラが腸に入ってく嬉しくない検査にも慣れてきたからです。
また、日々、目まぐるしく忙しい毎日に比べて、ゆっくり流れていく病院での時間にリラックスできる余裕ができていました。
そのため、その頃から大腸内視鏡検査を躊躇することなく受けられるようになっていきました。
大腸内視鏡検査をするということは、病状をカメラで確認できるということで、今では、安心できる手段でしかないです。
今は、まだ、避けたい検査と思っている方もいると思いますがだんだん慣れます!大丈夫です!と知っておいていただきたいです。
自分の病気を知るために大事な検査なので
一緒に頑張って乗り越えていきましょう!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
さりゅ☆