【実話】クローン病の治療をはじめて約10年の私が驚愕した話

食べること大好き女の子

こんにちは!

高校1年生の時にクローン病を診断された

食べること大好き女の子(@kuron0322)です☺

人間は、1日3食の食事をします。

食生活に関して、繊維質の食材を避けて、
低脂質を意識することが、クローン病の症状を安定させるための1つのカギとなります。

「本当は凄く食べたいけど、我慢…」
自分の体のために、耐え忍んでいる方も多いのではないでしょうか。

私も診断されて2~3年くらいは、そういった辛い思いがよく立ちはだかっていました。

では、その思いが2~3年後には、どう感じるようになったのかをお話していきます。

素朴な疑問
・一度は避けていた食材は、食べられるようになるの?

誰しもが、診断後に抱く不安として、
「食事制限は一生続くの…?😢」と感じることがあると思います。

病状には個人差のあるクローン病です。

私の食生活が約10年でどう変化したのかを記事にしていきます。

この記事で分かること
・私が食べられるようになった食材
・引き続き警戒をして避けてる食材

あくまでも、一個人の実例です。

共通事項ではないのでご注意ください。

私の現状

私の簡単な自己紹介として、クローン病歴がもうすぐ10年目になる25歳です。

もうすぐ10年の内訳として、
高校2年間、大学4年間、社会人3年間です。

入院歴は、一度あります。

それは、大学時代にヒュミラを開始するための検査入院を3週間くらいしました。

手術歴はありません。

大きく病状が悪化することもなく、寛解期を維持しています。

診断後の当時、食べていた食材

私は、高校1年生のときにクローン病と診断されました。

実家暮らしをしており、食事はお母さんが毎日作ってくれていました。

医師から言われた食事制限の表を見ながら、かなり慎重に食事を作ってくれていました。

心配性のお母さんは、かなーり食材に気を遣ってくれて、以下の食材を中心に料理していました。

野菜類:人参、大根、かぶ
    ※くったくたになるまで茹でていました。
果物類:バナナ、りんご、もも
   ※どれも食べすぎによる繊維量を気にして半分まで
魚介類:白身魚
肉類:鶏のささみ
芋類:じゃがいも、里芋、長芋
穀類:ごはん、うどん、そうめん、餅、フランスパン
豆類:豆腐、高野豆腐
卵類:鶏卵
調味料:しょうゆ、みそ、コンソメ、みりん、ケチャップ
菓子類:こしあん、ボーロ、カステラ
乳製品:ヨーグルト

10年前なので、若干、記憶に間違いはあるかもしれませんが…

かなり、限られた食材の中で、食事を作ってもらっていました。

たまに行く外食でオムライスを頼もうものなら、

・パセリがかかっていないか

・ごはんの中に、何が混ざっているか

毎回、店員さんへ細かく聞いていました。

それでも、料理が届いてから発見するNG食材がありました。

当時は、玉ねぎを避けていたので、オムライスの中に玉ねぎのみじん切りが混ざっていたら、時間をかけて除けつつ食べたこともありました。

苦労して食べた経験は今でもよく覚えています。

一度は避けていたけど、現在、食べている食材

実家暮らしから抜け出した、大学時代でも食事には気をつけて自炊をしていました。

しかし、外食や買弁も増えていきました。

同時に、少しずつ新たな食材を食べる挑戦をしていくようになりました。

コンビニで済ませるときには、
店頭にある種類の中で一番、負担のなさそうなお弁当を選ぶのですが、入っている食材全てが食べられるようなお弁当はなかなかありませんでした。

そのため、消去法で選んでいました。

食べられない食材に関しては、一口食べてみて自分の調子を試してみよう!なんてこともしていました。

野菜類:キャベツ、なす、かぼちゃ、トマト※、ピーマン、レタス
    ※トマトは、皮と種を除けます。少しなら丸ごと食べています。
    ※基本的に茹でて食べるようにしていますが、生野菜も量に気を付けて食べています。
果物類:スイカ、ぶどう、メロン、いちご、パイナップル
    ※どれも食べすぎには注意しています。
魚介類:貝やタコ、イカ以外は食べています。
肉類:鶏肉全般、豚肉・牛肉少々
芋類:はるさめ、さつまいも超絶少々
穀類:食パン、菓子パン、ポットケーキ、寿司、スパゲティなど
豆類:豆乳、ひきわり納豆、きなこ
卵類:時々生卵
調味料:マヨネーズ、焼き肉のたれ、タルタルソース、玉ねぎドレッシング
菓子類:クッキー、チョコレート、スナック菓子などの洋菓子
乳製品:牛乳、チーズ、アイスクリーム

上記の食材が、食べられるようになった食材です。

詳しく記載をすると、いろいろ細かなことを言いたいのですが、ざっくり全体的にみるとこのような感じです。

※今後、食材の分類に分けて記事にして詳しく説明ができたらと思っています。

診断直後は、厳しく食事制限をしていたので、その分、食べられる食材も大幅に増えました。

そのため、食事に関しては、ほとんど不自由なく食べることが出来ていると感じています。

依然として避けている食材

いろいろな食材が食べられるようになりましたが、意識して避けている食材ももちろんあります。

野菜類:ごぼう、レンコン、もやし、トウモロコシ
果物類:柿、柑橘類、梨、ドライフルーツ
魚介類:貝、タコ、イカ
肉類:ベーコン、豚肉、牛肉
芋類:こんにゃく
穀類:ラーメン等のかんすい麺、インスタント麺、ポップコーン、コーンフレーク
豆類:豆全般
調味料:ごまだれ、刺激の強いもの
菓子類:かりんとう、豆菓子
果実類:ごま、ピーナッツ、アーモンド、落花生
きのこ類:全般
海藻類:全般

上記の食材は完全に避けています。

外食や贈り物等の食品に混ざっており、
やむ負えない場合も稀にありますが、取り除けるときには必ず取り除くようにしています。

また、避けている食材が混ざっているということが考えられる食品に関しては、事前に伝えていたら取り除ける場合は、食べられないことを伝えるようにしています。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

似たような食事制限をしている方から、全く異なる方までいらっしゃるとは思います。

私は、日に日に、食事制限に対しての思いは苦ではなくなっていきました。

当たり前になってしまったとも言えます。

また、想像以上に食べられる食材が増えて恵まれているとも感じます。

そして、世の中には好き嫌いをする方も多いと思いますが、
私はクローン病になってから好き嫌いがなくなりました。

食べられること自体が素晴らしく、
恵まれた環境であることに気
付けたからです。

 

先行きを不安に思っている人に伝えます。

食事制限は一生続くと思います。

しかし、きちんと治療を続けていると食べられる食材は増えると思います。



診断当時は、高校生でしたが、もうあれから約10年が経ち、大人になりました。

寛解期を維持することは変わりないですが、自分の体調は自分で管理する年齢です。

安全な食材かどうかも自分で判断をしたり、挑戦・選択をしたりしなければなりません。



私は、時々、クローン病や潰瘍性大腸炎の講演会に足を運ぶこともあります。

その講演会の質問コーナーで他の方が意見される内容に考えさせられます。

私のように、あまり不自由なく食事ができている方もいれば、
ほぼ栄養剤生活で、せめてうどんだけでも食べられるようになりたいです…と言われている方もいます。


本当にいろいろな人がいるんだなと感じます。

現状を維持して、再燃させないよう、うまく病気と付き合っていくことが重要です。

当たり前は当たり前ではないことを、いろいろな方の話を聞いていると強く感じました。



最後まで読んでいただきありがとうございました!

さりゅ☆

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