私がクローン病になって感じた【良かったこと4選】

食べること大好き女の子

こんにちは。

クローン病を患って10年目突入の25歳

食べること大好き女の子です。

今回は、私がクローン病を患って良かったと感じたことをご紹介します。



この間、クローン病と診断されたけど…

と、不安になっている方、また、そのご家族の方、安心してください。

この記事で分かること
・クローン病と付き合っていくうちに、良かったと感じたこと

私がクローン病と診断されたときは高校生

私が、クローン病を診断されたのは、高校1年生のときでした。

これまでに、大きな病気も事故も経験もない、どこにでもいる高校生です。

クラスは最高で、放課後には全国大会を目指して部活に勤しむ毎日でした。

毎日の学校が楽しすぎる時期です。

病気や病院とも無縁な生活を送っていたので、急な診断に家族も驚いたとは思います。


診断されてから変わったこと

元々、食べることが大好きな食いしん坊だったので、急な食事制限の宣告には戸惑いを感じました。

高校は、給食ではなくお弁当だったので、その点は良かったです。

お母さんが食材に気を付けて毎日毎日、欠かさずにお弁当を作ってくれました。

本当にありがたいことです。

食べたいものが食べられないことに対しては、イライラとは関係のない親に当たってしまうこともありました。

生活をする上では、歩けないわけじゃないし、しゃべられないわけじゃないし、、、

医師の助言を聞きつつ、高校生活は変わりなく継続することが出来ていました。


クローン病を診断をされて10年目に思う良かったこと

周りの家族・友達へ感謝の気持ちが高まったこと



家では家族、外では友達と一緒にご飯を食べます。

お母さんは、私だけを特別メニューにはしませんでした。

毎日の献立を考えるのは大変だったと思います。

また、お父さんや兄弟はそのことに関して、ほぼ(笑)文句を言うことはありませんでした。

友達は、何かと「食べれるものある?」と気を遣ってくれました。

また、注文したメニューに胡麻が混ざっていると、一緒に一粒一粒除けてくれました。


私のことを思って色々な心遣いをしてくれている周囲の人の優しさを日々感じ、感謝の気持ちが高まりました。


当たり前な食事は、当たり前ではないことに気付けたこと



毎日、当たり前にしている食事に対しての
有難みをとても感じました。

私は、食欲が旺盛なので余計になのです(笑)

特に、私がそのことを一番感じる瞬間が大腸内視鏡検査後や病状悪化で普通食を食べることができない期間が解禁された後です。

私の場合は、幸いなことに病状が悪化した経験がほぼないのですが、定期的に大腸内視鏡検査をする機会はあります。

検査に向けて食事制限をするのですが、
その間に普通食を食べられないことのつらさを感じます。

しかし、検査が終わった後に食べる食事が格別に美味しいことを知っているので、検査が終わるまでの我慢と思って乗り越えることができています。

好き嫌いをして食事をすることもあると思いますが、検査食の日々を経験すると、どんな普通食でも豪華な恵まれた食事と感じることができ、感謝の気持ちを強く持つことができるようになりました。


料理をする機会が増えたこと



クローン病は、食材の選択に関して気を付けることがたくさんあります。

寛解期だと割と幅広いものを食べている方も、中にはいらっしゃいます。

しかし、長いお付き合いをしなければならないクローン病、私は日々の積み重ねが、病状悪化に繋がる可能性があると思っています。

そのため、自炊をして安全な食事を取ることを心がけるようになりました。

料理に関しては、素人クオリティーですが頑張っています。

人との会話が増えたこと



病気を患うと人との会話が減ってしまうのでは…?と思う人も多いと思いますが、私はむしろ会話は増えました。

職場のお付き合いで外食に行くことがあります。

食べられるものを選択して注文をしますが、時には、NGな食材が紛れ込んでいることもあります。

一緒に食事を行くと、嫌でも私の食べられない食材の話題になるんですね。

普段の日常では、触れる機会のない話題ですが、食事の場面だと自然に話すことが出来ます。

隠したいとの思いはないため、そういう時は良い機会と思って積極的に話すようにしています。

そのことに関して、めんどくさいなという思いは一切なく、むしろ、話題のネタになってラッキーと感じています。

あまり話をしたことのない人や共通の話題がない人でも、食事の席で、その話題をきっかけにたくさん話をすることができた体験は多く、何度も“クローン病ありがとう”と心の中で思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私がクローン病になってから、良かったと感じた事をご紹介しました。

病気は、マイナスに捉えられがちですが、それを武器として考えると良いこともあります。

病気になっていなかったら、こんなことしなかった!ということを逆手に捉えて前向きに生きてみると、いろいろな良いことに気付くことが出来ると思います。

病気との付き合いが長ければ長いほどに、良い気付きは増えていくように思います。また、周囲の環境にも感謝できることが増えます。確実に。

 




最後まで読んでいただきありがとうございました!

さりゅ☆

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