【定期通院レポート】エレンタールを4か月中止した結果をまとめました【クローン病】

食べること大好き女の子

モグモグ…。こんにちは!

クローン病を患って9年目の食べること大好き女の子(25歳)です。

現在は、2か月に1度ほど通院をしています。

先日の通院報告をしていきたいと思います。

素朴な疑問
エレンタールを中止するとどうなった?

病状には個人差があるクローン病ですが、
ほかの患者さんの状態を知ること分に生かせることがあったりしますよね。

また、自分のモチベーションに繋げることもできます。

私も、日々、クローン病患者さんの情報発信を読んで鼓舞されています。

今回は、上記の素朴な疑問に対して、通院の様子を交えてまとめたのでご覧ください。 

この記事で分かること

 ・エレンタールを中止して4か月経過した結果

 ・エレンタールを中止して良かったこと

 ・エレンタールを中止して困ったこと


では、さっそく見ていきましょう。

エレンタールを中止して4か月が経過した結果

クローン病の患者さんでエレンタールを使用している方は、割と多いのではないでしょうか。

私は、かれこれ7年弱という長い間、エレンタールを使用していました。

はじめは1日3包という鬼摂取をしていた時期もありましたが、ここ最近は1日1包や2日に1回1包というような状況でした。

なので、当初の1日3包がいきなり中止となったわけではなく、
徐々に回数が減ってきていた延長線での中止となったわけです。

要は、
寛解期が続いていて少しずつエレンタールの回数も減ってきていた状況の中での中止でした。

では、検査の結果を公開します。

血液検査詳細情報
 検査項目  結果〔上限値~下限値〕

 ・C-反応性蛋白(CRP)定量 
   0.02〔0.14~0.00〕
 ・鉄(Fe)         
   24〔188~40〕
 ・総鉄結合能(TIBC)    
  436〔410~246〕
 ・不飽和鉄結合能(UIBC)  
  412〔325~108〕


今回は、血液検査で50以上の項目を検査していただきました。

その中でもクローン病の症状で重要な項目の「C-反応性蛋白(CRP)」、さらに、上限値~下限値の範囲外であった項目「鉄(Fe)」「総鉄結合能(TIBC)」「不飽和鉄結合能(UIBC)」についてを記載しました。

エレンタールを中止して良かったと感じたこと

食事の満足感のup


エレンタールの味も色々なフレーバーがある等、たいぶ慣れてきていましたが、普通食に比べると、やはり、満足感が減少することは拭い切れませんでした。

私は、以前は朝ごはんの代わりにエレンタールを摂取していました。

それを、現在は白ご飯にお味噌汁、ヨーグルトに変えています。

朝から食事の満足感がアップしたことが私の中では一番大きいです。



昼食は、職場で取るためエレンタールにすることは難しかったです。

晩ごはんに関しては、仕事で疲れ切った体はエレンタールを受け付けず、どうしても普通食を食べてしまっていました。

朝ごはんだと、無理なくエレンタールを摂取する習慣をつけることができていたのです。

処方薬の減少により楽チンに


2つ目に、通院時の持ち帰り荷物が少なくなり、楽になりました。

一番多い時期は、通院するたびに、キャリーケースを持参して薬受け取り窓口へ渡して詰めてもらっていました。

病院から帰宅後も、引っ越しのような荷解きが一苦労でした。

その手間も省けました。

今では、片手で治まる程度の処方薬です。

こんな量で良いのかと、受け取るときに未だに変な笑みがこぼれています(笑)

エレンタールを中止して困ったこと

病状悪化への不安感


検査結果は、問題ないと出ていますが、そうは言っても、不安感はあるんです。

エレンタールには、消化の段階で腸に負担をかけないよう元々成分が分解されています。

そのため、エレンタールを中止するということは、多少なりとも腸の負担は増えていると思います。

数値には、現れていませんが、“塵も積もれば山となる”の精神です。

食費の増加


当たり前ですが、エレンタールで置き換えていた朝ごはんが、普通食となるわけですから食費は増加しますよね。

逆に、エレンタール生活は、体に優しい食事&食費減でもあるので、苦にならない方は、良いこと尽くしだと思います。

診察結果の感想

2か月前の通院のときに、エレンタールを中止してはじめての診察でした。

結果が少しでも悪化していたら、エレンタールは即再開しようと思っていましたが、数値は大きくは変わらずで、担当医からも再開はしなくても大丈夫であろうとのことでした。

そこから、さらに、2か月経ちましたが、状況は変化なしという感じでした。

内心はルンルンとした嬉しさ半面、
一層、食生活に配慮していかなきゃなと危機感も感じているところです。


処方薬は以下の通りです。

今回の処方薬はコレ!
 処方薬  内容量(服薬頻度)
 ・ペンタサ  2.12グラム(毎朝)
 ・フェロミア 50ミリグラム(毎晩)
 ・ヒュミラ  40ミリグラム(2週間に1度)

フェロミアは、鉄が不足しているために鉄剤が処方されています。





エレンタールを中止してどうなったのか。

徐々にフェードアウトした私は、大きな変化はありませんでした。

しかし、あくまでも、寛解期の1患者の事例です。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。


今後も、クローン病の情報発信をしていきます。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

さりゅ☆

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